1954-11-25 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第74号
○杉山委員 白色黄変米が九〇%に再掲精することによつて毒性がゼロになるという楠本局長のお話が今柳田委員の質問によつて明らかになりましたので、私はそれらについて重ねてお尋ねしようといたしませんが、このゼロになつたということについて厚生省の方のいろいろ菌学的、組織学的研究はそうなつたと思いますが、先ほどお話のうちにもございましたように、東大の浦口博士がそんなことはない、絶対にない、こういうことを新聞にちようど
○杉山委員 白色黄変米が九〇%に再掲精することによつて毒性がゼロになるという楠本局長のお話が今柳田委員の質問によつて明らかになりましたので、私はそれらについて重ねてお尋ねしようといたしませんが、このゼロになつたということについて厚生省の方のいろいろ菌学的、組織学的研究はそうなつたと思いますが、先ほどお話のうちにもございましたように、東大の浦口博士がそんなことはない、絶対にない、こういうことを新聞にちようど
で、この問題は米食国全体にとつて極めて重要な問題であつて、毒性そのものの研究もさることながら、日本の立場としてはその毒性をどのようにして除去するか、それによつて起る障害をどのようにして防いで行くか、そのような研究はやはり日本の民族、日本の国民に課せられた重大な使命だと思うのです。
次いで四月四日に大阪におきまして開かれました結核学会を機会といたしまして、その際に、ただいま申しました結核療法研究協議会が開催されまして、そこで、いかなる病院においてこの実験を行うか、あるいはいかなる方法によつて毒性試験あるいは細菌単的な試験を行うか、さらにいかなる人々にこれを担当してもらうかということ等が検討されまして、それが新聞に発表された次第でございます。